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「夢一夜」公演初日感想 [公演感想]

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加藤健一事務所公演vol.100
「夢一夜」
作:カトリーヌ・フィユー
訳:常田景子
演出:堤泰之
CAST:加藤健一 横堀悦夫(青年座) 加藤忍 速水映人 吉田芽吹  新井康弘

【あらすじ】
ニューヨーク州バッファローのモーテル。ある日の午後、史上最悪の吹雪の中を「ミス・バッファロー・コンテスト」出場のためにトランスベスタイト(異性装)の男達が、どやどやとロビーに雪崩れ込んで来た。と同時に、電気を使わず質素な生活を送る宗教集団アーミッシュの人々も、雪で足止めを食らい一夜の宿を求めて押し寄せて来た。突然の停電に見舞われ、管理人のジョアン(加藤忍)は客室の案内と停電の対応に追われている。その一室。女装をしたジャッキー(加藤健一)とバービー(横堀悦夫)は、翌日のコンテストに向けてダンスの練習に余念がない。隣の部屋にはアーミッシュの父娘が案内されて来るが、厳格な父エイモス(新井康弘)と娘のレベッカ(吉田芽吹)の間には、わだかまりがある様子。ひょんな事からジャッキー達の部屋を訪れたレベッカと交流するうちに、ジャッキーは彼女の父親がエイモスだと気付き酷く取り乱す。
―――それぞれの過去と未来、生き方を見つめ直す夜が明け、レベッカの友人ピーター(速水映人)も合流し、新たな展開を迎える。(加藤健一事務所HPより)

【感想】
加藤健一事務所公演「夢一夜」を紀伊國屋サザンシアターで観てきました!
主張が激しくて、キツイ感じのお芝居かな?って想像してたんですが、押しつけがましさがなくて、すーっとお芝居の世界に入っていけました。それと、とってもやさしさが溢れているお芝居で、観たあとに癒されてるって感じます。心に残る台詞も多く、出演者の方々の演技も素晴らしいので、席が空いてるのは勿体ないな~って思いました。少しでも興味のある方はぜひ劇場で観てほしいです。チケット予約はこちら

以下、ネタバレあります。
ジャッキー(加藤健一)が登場してきた時は、唖然としました。ごつくて、女装が似合ってるとは思えない。バービー(横堀悦夫)はスタイルがよくて、女装が似合ってるのと対照的。その後もジャッキーは衣装や髪型を変えて出てくるんだけど、どれもしっくりこない感じ。でも、不思議とかわいいな~って思う時があるんです。
バービー(横堀悦夫)は、よく喋るけれど、レベッカ(吉田芽吹)が困っているのを見ると助けたりして、とても優しい人だな~って最初から感じました。
レベッカのお父さんのエイモス(新井康弘)は、アーミッシュで独特の空気感を持ってる人。発する言葉の一つ一つに惹きつけられます。そのエイモスとジャッキーが実は兄弟だってことが判明して、ジャッキーが、「兄さんはアーミッシュが他人とちがうことを誇りに思っているのに、俺のことは認めてくれない」って訴える台詞が印象的でした。それと、「女性の服を着たくなるけど、女になりたいわけじゃない。男でいたい、そしてこれは生まれつきなの」って言うのも印象に残ってます。
そのジャッキーが男の姿のジェイクに変わると、別人かと思うくらいびっくりしました。性格もやり手のビジネスマンって感じの厳しい人になってしまって、「えっ!」って思うようなことを言ったりするから、キライになりそうだったけど、ラストは仕事よりも人の気持ちを優先する選択をしてくれたので、ほっとしました。
モーテルの管理人のジョアン(加藤忍)は、シングルマザーで忙しい毎日を送っている人なんだけど、さっぱりしていて、とても素敵な人。レベッカに助言するところは、私も大切なことにあらためて気づかされました。
感想を書きながら、このお芝居のことを思い出していると、やっぱりいいお芝居だな~って思います。まだまだ書きたいことはあるけれど、この続きは後日書きたいと思います。

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