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「誰も喋ってはならぬ!」公演千秋楽感想2 [公演感想]

【公演感想】(ネタバレあります)
加藤健一事務所公演「誰も喋ってはならぬ!」の感想のつづきです。
ミッシェル(加藤健一)が写真立てを置く場面のことは先日のブログに書きましたが、その写真立てはセバスチャン(中村龍介)がピエール(天宮良)を殴った時に床に落ちてしまってて、それをナタリー(島田歌穂)がちゃんと戻してるんです。その仕草に気付いた時、ナタリーは”家族を大切に思ってるんだな~”って感じました。ほんとにふとした仕草で気持ちが伝わってくるもんですね。ナタリーは最初に登場した時と最後の方では顔つきが全然ちがいます。最初は神経質で悲観的で暗い感じだったのが、ふっきれたかのように“意志”を持つ顔に変わっていてびっくりしました。

エルザ(加藤忍)は最初観た時、嫌な印象だったんだけど、ミッシェルとの関係をナタリーに話そう!と思って家を訪ねてくるけれど、ナタリーに言うのを一度は思いとどまってるってことに気付きました。それなのに、ミッシェル(加藤健一)が“話した”と勘違いして酷いことを言うもんだから、電話でナタリーに告白したんだろうな・・・って思うと、エルザの印象が変わってきました。

ピエール(天宮良)も最初の時は、親切で優しいけど、“なんてこと言うんだろう?”っていうところが一杯あって、嫌な奴って思ってたんだけど、セバスチャンのこともミッシェルのことも本気で心配してるんだ・・・って感じたから、この人もキライになれないな~って思いました。

パヴェル(渡辺徹)はその場の空気を全然読まないんだけど、セバスチャンがミッシェルに本音を告白する場面にいてくれて良かったな~って思います。この人がいると、重苦しい空気がほっと和らぐ感じ。お家はどうんな状態になったのか心配ですが・・・

配管工のレオ(新大久保鷹)は、今回は工事が失敗に終わったけど、エルザがナタリーに紹介したくらいだから、ホントは腕がいいのかな?って思いながら観てました。レオのインパクトは強烈で、登場するだけで可笑しかったです。

加藤健一事務所HPのバックステージレポに舞台写真がUPされていて、それを見ていると、色々と思い出します。ミッシェルが待望のレコードを見つけた時のウキウキした様子、それがどんどん追い詰められていって・・・ ラストでミッシェルがレコードを手から落とすところがあるんだけど、とっても絵になるシーンで印象に残ってます。また観たいな~ 再演があったらいいのにな~って思ってます。
素敵なお芝居を創ってみせてくれたキャストの皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございます。とっても楽しかったです。

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「誰も喋ってはならぬ!」公演千秋楽感想 [公演感想]

千秋楽.jpg

【感想】(ネタバレあります)
加藤健一事務所公演「誰も喋ってはならぬ!」の千秋楽を本多劇場で観てきました!
コメディだけど、何回観ても面白いし、飽きないお芝居です。そして意外なんだけど、感動しました!
初日の感想には、ミッシェル(加藤健一)の息子のセバスチャン(中村龍介)のことは敢えて書かなかったけれど、この親子関係がたった半日の間にどんどん変化していってビックリしました。ミッシェルとセバスチャンがお互いの本音を告白するシーンがすごく良かったです。
これまで、“父親に愛されてない”って思っていたセバスチャンだけど、この日に父親と心が通じ合って、本当に良かったです。ミッシェルがセバスチャンを抱きしめるシーンは気持ちがあったかくなります。何度観ても泣いてしまいました。
ミッシェルは、ナタリーには逃げられ、親友のピエール(天宮良)には裏切られ、家は配管工事の失敗で水びたし・・・ もう心はボロボロで一人ぼっちになってしまうミッシェルなんだけど、“セバスチャンは愛してくれてる”って感じられるから、救われます。

それにしてもミッシェルは、念願のレコードを手に入れたその日に、どうしてこんなことが起こるんだろうう?って思います。ナタリー(島田歌穂)は、どうしてこの日に自分の過去をミッシェルに告白する気になったんだろう?って思いながら観てました。ナタリーが告白したのは、ミッシェルとの関係をなんとかしたいって気持ちもあるけど、息子のセバスチャン(中村龍介)の将来のことを考えてかな?

初日に観たときは、ナタリーも愛人のエルザ(加藤忍)もとってもめんどくさい女性だな・・・って思ってましたが、今回はナタリーやエルザの気持ちもわかる気がしました。この時、ミッシェルにこういう風に言ってほしいんだろうな~って思うけど、ミッシェルは言わない人なんですよね。二人とも゛自分が愛されてる”って実感したいんだろうな~

ミッシェルはナタリーのことは愛してるのに、それが上手く伝わってないし、セバスチャンにはようやく伝わったけど、それまでは全然伝わってなかったりするから、゛愛してる”って上手く伝わらないものなんだなぁ~って思います。ナタリーが出て行ってしまった後、ミッシェルが家族の写真を見た後、それをポンと斜めに置く場面があるんだけど、ミッシェルの寂しさが伝わってきました。自業自得の結果なんだけど、かわいそう・・・

登場する人が自分勝手な言動や行動をするから、「こういう人って嫌だな~」って最初観た時は思いましたが、そういう行動に至るまでの一生懸命さがすごく伝わってきて、どの人も嫌いになれないな~って思いました。

“これからどうなるんだろう?”って想像してみたんですが、ナタリーはミッシェルとエルザの関係を知って、ピエールと出ていってしまうけれど、また戻ってくる気になるんじゃないかな~って思います。ミッシェルのことを愛しているし、ピエールとは上手くいきそうにないから・・・ 
ホント、色々なことを感じたり、考えたり、想像したりできるお芝居で、とっても面白いです。
他にも書きたいことはあるんですがまとまらないので、今回はこのあたりで・・・

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「誰も喋ってはならぬ!」公演初日感想 [公演感想]

「誰も喋ってはならぬ!」.jpg

加藤健一事務所vol.98
「誰も喋ってはならぬ!」
作:フロリアン・ゼレール
訳:中村まり子
演出:堤泰之
CAST:加藤健一 島田歌穂 天宮 良 加藤 忍 中村龍介 新大久保鷹 ・ 渡辺 徹
場所:本多劇場

【あらすじ】
フランスのとあるアパルトマンの一室。ある日、長年探し求めていた貴重なレコードを遂に手に入れたミッシェルは、大興奮のうちに帰宅する。 念願のレコードを堪能するという夢にまでみた一時に胸を弾ませ、早速ステレオのプレイボタンに指を掛けるミッシェルだったが、こんな時に限って次から次へと邪魔が入る。深刻な面持ちで「話があるの。」と詰め寄る妻のナタリーを何とかなだめすかし、再び腰を落ち着けようとするが、今度は工事に来ていた配管工のレオが、水漏れしてしまったと大騒ぎ。さらに離れて暮らす息子のセバスチャンは、妻に呼ばれて帰って来るなり常軌を逸した発言を繰り返し、水が漏れてきたとやって来た階下の住人パヴェルは、空気を読まずに居座る始末。ついには愛人のエルザまでもが「大事な話がある!」と押しかけて来る。よりによってどうしてこんな時に?? 僕は今それどころじゃないんだっ!!
やがて親友のピエールが現れ、事態は修羅場へと転じる!?
果してミッシェルに待ち受けていた結末とは・・・??(加藤健一事務所HPより)

【感想】
フランスのコメディは笑えそうなのに笑えなかったりして、ちょっと苦手意識があったんですが、このお芝居は変わっていて、すごく面白かったです。最後の最後まで、どうなるんだろう?って思ってました。それと観た後も色々と想像したり、考えてしまいます。観てる時も観た後も楽しめて、とってもいいお芝居だな~って思います。観ようかどうか迷っている方は、ぜひ本多劇場へ! おススメです。
以下、ネタバレあります。

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「ハリウッドでシェイクスピアを」千秋楽感想 [公演感想]

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【感想】(ネタバレあります)
加藤健一事務所公演「ハリウッドでシェイクスピアを」本多劇場千秋楽の感想です。
一幕の最初にラインハルト(小宮孝泰)が話しているときに、ナチスの印がハリウッドの看板に投影されたり、二幕の最初に爆撃音が流れたりすることに今回は気づいて、ハリウッドのきらびやかさと同時に暗い影も存在していることを実感しました。印象に残る台詞は一杯あるけど、オーベロン(加藤健一)が「人間はなぜ学ばない」という言葉がずしんときました。ラインハルトが「暗い時代に学んだことは忘れない」っていう言葉も重い。今、人間はまた忘れているんじゃないか・・・って思ったりします。不安になる時代だけど、パック(加藤忍)が「人間ってなんてバカなんでしょう。でも、立派なところもある」っていう言葉を聞くと、人間の持っている良さを忘れないでいたいし、信じていきたいな~って思います。

お芝居は初日の頃とは変わってる気がします。パックがちょこちょこ動いて、面白い。オーベロンにけちょんけちょんに言われてもめげないパックが好きです。それとオーベロンの人を引き付ける魅力にビックリ! 二幕のダンスの振りを覚えたくて、パックを見ようと思ってたんですが、どうしてもオーベロンに目がいってしまいました(笑)
オーベロンが「人間は老いる・・・」って話すところ、好きな場面なんですが、その様子がリアルに想像できてなんとも言えない気持ちになりました。それと妖精のオーベロンは生き続けるけれど、人間界にやってきて、オリヴィア(瀬戸早紀)との永遠の別れを経験することになるんだなぁ~って思ったり。
オーベロンがオリヴィアに別れを告げる場面は、二人とも可哀そうでじーんときました。オーベロンがオリヴィアの目に魔法の花をかざそうとする時、オリヴィアは手で阻止しようするんだけど、その仕草に彼女の気持ちが溢れてる気がします。そしてオリヴィアが目覚めてパウエル(丸山厚人)に恋をした後、二人を見つめるオーベロンがすごく悲しそうで、観ていて切なかったです。 
カーテンコールは、茶色の小びんの音楽で、とっても楽しい。大好きなカーテンコールです。
加藤さんがカーテンコールでアンケートのことを話した時に、「あっ、加藤さんに戻った」って感じたくらい、お芝居に入り込んでました。
本多劇場の千秋楽が終わった後、すごく寂しくなったけど、少し時間が経った今、「ハリウッドでシェイクスピアを」のお芝居の場面の一つ一つが心に残っていて、いつでも思い出せるから大丈夫です。
カトケン事務所に舞台写真を観るだけでも、楽しい気持ちが蘇ってきます。こちら
素敵なお芝居を創って観せてくださった、キャストの皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございます。素敵な夢を見ることができました。

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「ハリウッドでシェイクスピアを」公演感想2 [公演感想]

【感想】(ネタバレあります)
加藤健一事務所公演「ハリウッドでシェイクスピア」の公演感想の続きです。
加藤さんが闇鍋のようなお芝居ってインタビューで言ってたけど、ほんと次から次へと色んな役者さんが色んな役で色んなところから出てきて、わぁ~って感じで始まって、おとぎ話のように終わるので、公演感想もどれから書いていいかわかりません(笑)
まず最初に登場するのが、ジャーナリストのルーエラ(日下由美)!艶やかです。映画の初日のセレモニーのラジオ中継をしているんだけど、“これから楽しいことが始まる!”って思ってワクワクしました。
「夏の夜の夢」の映画監督のラインハルト(小宮孝泰)は、オーストリア人で、ドイツ語訛りで話しますが、その話し方が面白かったです。ナチスから逃げてきて、ハリウッドで映画を撮影しようとするんだけど、圧力や権力に屈しない芸術家魂が感じられて良かったな~
ワーナーブラザーズのジャック(粟野史浩)が登場した時、ハリウッド映画に出てくるアメリカ人みたいって思いました。ジャックの恋人のリディア(新谷真弓)は、すごくかわいい~ 不思議な甘い声でジャックがメロメロになるものわかります。それに面白い!大笑いしました。でも監督にダメ出しされて落ち込んでいるリディアはとっても可哀そうでした。
パック(加藤忍)は、男の子っぽくて、いたずら好きの妖精。失敗してオーベロン(加藤健一)にめちゃめちゃ怒られてもめげないんですよね。人間界に来ると妖精も人間っぽくなったりするんだなぁ~って思っいました。
ハリウッドの権力者のヘイズ(奥村洋治)は、とっても偉そうなんだけど、オーベロンに無礼な態度をとって懲らしめられるのが痛快でした。ヘイズも魔法にかってしまうんだけど、自分を鏡で見て話す場面は、シェイクスピアの台詞がアレンジされていて面白かったです。
ロバの頭で最初登場するキャグニー(土屋良太)はスターなんだけど、穏やかそうないい人って感じがしました。オーベロンとのやりとりも面白かったなぁ~ パーティーの後のボトムの台詞が印象的。
ブラウン(植本潤)はフルート役を演じるので女装する場面があったりして、面白かったです。あのピンク色の衣装はインパクトありました。オリヴィアの魔法が解けた後のブラウンは、ちょっと可哀そう。
オリヴィアに恋するパウエル(丸山厚人)は、王子!って感じ、スターのオーラがでてました。
ジャックの部下のダリル(長岡卓也)はイエスマンだけど、本音を言う場面が良かったなぁ~

このお芝居、観る前からすごいキャスティングだぁ~って思ってましたが、観た後はもっとすごい!っ思ってます。夢の共演、競演、饗宴って感じ(笑)
2幕の最初にダンスシーンがあるんですが、すご~く楽しい。音楽を聴いていると、一緒に踊りたくなりました。装置も素敵です。ジャックの家のパーティの場面の赤い屋根の小屋がかわいい! それと映画のセットで神殿みたいなのが良かったな~
戯曲は読んでたので、ストーリーはわかっていたけど、装置、照明、音楽、衣装があって、そして何と言っても役者さんが「役を演じる」っていうよりも、「その人物が現れてきた」って感じて、すごく面白かったです。目いっぱいの楽しさと明るさの中に、ちょっとだけ哀しさや暗さもあるこのお芝居大好きです。

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「ハリウッドでシェイクスピアを」公演感想 [公演感想]

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加藤健一事務所vol.97
「ハリウッドでシェイクスピアを」
作:ケン・ラドウィッグ
訳:小田島恒志 小田島則子
演出:鵜山仁
CAST:加藤健一 植本潤(花組芝居) 小宮孝泰 粟野史浩(文学座) 丸山厚人 奥村洋治(ワンツーワークス) 土屋良太 永岡卓也 ・ 加藤忍 日下由美 瀬戸早妃 新谷真弓(ナイロン100℃)
【あらすじ】
「夏の夜の夢」(作:W.シェイクスピア)で3組の結婚式を祝福し、ぐったりと疲れ果てた妖精王オーベロンと王に仕える妖精パックは、アテネ近郊の魔法の森へ帰るいつもの呪文を唱えた・・・つもりが!  辿り着いたのは、1934年のハリウッド!?  今まさに映画『真夏の夜の夢』の撮影が始まろうというスタジオだった。
オーベロンとパックはひょんなことから本人役で映画に出演する事になってしまう。しかもオーベロンはハーミア役の新人女優オリヴィアとたちまち恋に落ち、そこへライサンダー役のスター俳優ディックが横恋慕して、まさかの三角関係に! さらに“その花の汁が目にかかると、目覚めて最初に見たものに恋をする”というあの魔法の花まで登場!! ハリウッドスターや映画界の大物達を次々と巻き込んで、目も当てられない乱痴気騒ぎになってしまう! 映画は本当に完成するのだろうか? そしてオーベロンの恋の行方は???
加藤健一事務所HPより)

【感想】
最初から最後まで、すごく楽しかったです。まるで夢のような世界でした。今は現実に戻ってるんだけど、なんかその夢の楽しさが続いてます。お芝居の中で、「夢で起こったことは、現実にも影響する・・・ 」という台詞があったけど、まさにそんな感じです。
以下、ネタバレあります。

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「Be My Baby いとしのベイビー」所沢公演感想 [公演感想]

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【公演感想】(鑑賞日:2016.6.25)
加藤健一事務所「Be My Baby いとしのベイビー」の千秋楽を所沢ミューズマーキーホールで観てきました。
3月3日の本多劇場から始まった公演、これで観るのが最後になるので、どのシーンどの台詞も心にちゃんと刻んでおきたいな~って思いながら観ていました。
裁判所のシーンがすごく良かったです。ジョン(加藤健一)がミランダのことを想っているのが伝わってきて、判事が前言を撤回するのも無理ないな~って素直に思えました。
笑うだけじゃなくて、泣ける場面もあるコメディ。
ジョンとモード(阿知波悟美)がどうしてもミランダと離れたくないという気持ちがいい形で報われて、本当に良かった・・・ ハッピーエンドのお芝居はとっても幸せな気持ちになれました。
終演後、客席にローバート・バーンズ作曲の「Auld Lang Syne(日本では蛍の光)」が流れてくるのですが、千秋楽はこの曲を聴くと寂しくなってしまいました。だけど、夏には次の公演があるから大丈夫!
加藤さん、阿知波さん、忍さん、粟野さん、義宗さん、こと美さん、そしてスタッフのみなさま、素敵なお芝居をありがとうございます。とっても楽しい時間を過ごせました。

追記)
ジョンがロバート・バーンズ詩集を読みながら、エルビスを聴くと天国に行ったような気分になるというシーンがあって、わたしも実際にやってみました。
バーンズの詩はスコットランドの生活感あふれていて、一方、エルビスはアメリカ的で、とても異質なもの同士という感じを受けたけど、ジョンがこの二つをこよなく愛しているのは、「異質なもの同士でも仲良くなれる」っていうこのお芝居のテーマ表してるのかな~なんて感じました。

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「Be My Baby いとしのベイビー」京都公演感想 [公演感想]

【感想】(鑑賞日:2016.6.18)
加藤健一事務所公演「Be My Baby いとしのベイビー」の京都公演を京都府民ホール・アルティで観てきました。前回は約1ケ月前に兵庫で観たんですが、感じ方って変わりますね。
今回、登場人物の台詞に引き込まれて、涙がでてきたシーンが多かったです。初演から何回か観ているお芝居だけど、一番泣いたかも・・・ 
ピザを食べるシーンは、モード(阿知波悟美)がジョン(加藤健一)にキツい口調ながらも、「ジョンが本当にあの世に行かなくて良かった」って思ってるんだな~って感じました。モードがミランダに子守歌を歌った後、ジョンが部屋から出てきて、二人を見るシーンがあるんですが、ジョンがあんなにやさしそうに見ていたんだ・・・って気づきました。
看護師さん(加藤忍)は、前はかわいい感じだったのに、すごく貫禄がある人に変わっていてビックリ!
ラストの牧師さん(粟野史浩)のシーンでは、老婆(加藤忍)と一緒に客席からも自然に拍手をしていました。こういうのって舞台と客席が一体化した感じでうれしかったな~
すごく楽しくて、心に残る舞台になりました。

終演後はロビーでアフタートークがありました。
こと美さんは、今回の役は演出の鵜山さんから「動物的に演じて」と言われたそうです。たしかにグロリアは直観的に行動しますね。
義宗さんは、動物園に行った時、雌ライオンはお腹を出して寝ていて、雄ライオンがちょっかいをだしたら嫌がられるけれど、それでもじーっと雌ライオンを見守ってる様子を見て、「これだな!」って思ったそうです。
何役も演じる忍さんは、二人に赤ちゃんを渡す大切な役目もあったりするので、演じ分けるのが難しかったそうです。看護師さんは阿知波さんのアドバイスで演じ方を変えてみたそうです。
粟野さんも何役もありますが、文学座では人間以外の役も含めてもっと多くの役をされたことがあるそうです。
阿知波さんのストレス解消法はお風呂だそうです。地方公演ではお風呂のある場所をチェックしておいて、お風呂に行ってその後飲むと、その日のストレスは解消されるそうです。「だから昼公演が好きです!」とのこと。
それを受けて加藤さんが、「舞台を仕込む時間が必要だから、同じ場所で2日以上公演をしないと昼公演はできないんですよ」と話されていました。
「今回は場面転換の多いお芝居だったけれど、その時々の気持ちの切り替えは?」との質問に、加藤さんは、お稽古をたくさんしてるからだんだんと役に入っていけると話されていました。
加藤さんがカーテンコールで、「秋に京都公演があります」と言われたので、今年の秋かな?って期待したのですが、来年の秋だそうです。どんなお芝居が来るのかな? まだ先のことだけど、来年もアルティで加藤さんのお芝居が観れるっていうのがわかってうれしいです。

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「Be My Baby いとしのベイビー」兵庫公演感想 [公演感想]

【感想】(鑑賞日:2016.5.7)(ネタバレあります)
加藤健一事務所公演「Be My Baby いとしのベイビー」の兵庫公演を観てきました!
劇場に入るとスコットランドを感じるセットがありました。それを見ると、またこのお芝居が観れる!と実感してうれしくなりました。約2ヶ月ぶりに観たお芝居は、少し変わっているのと、流れがよくなっている気がして、とっても良かったです。
ジョン(加藤健一)、モード(阿知波悟美)、クリスティ(加藤義宗)、グロリア(高畑こと美)の心の微妙な変化が伝わってきました。ジョンとモードの変化はベイビーの存在が大きいけど、ジョンがベイビーと会う前に、「この国に来たら、開放的な気分になって、素のままの自分でいられます・・・」って言ってたように、アメリカという国も影響してるんだろうな~って感じました。
モードがジャックのことを話すところは、何度観てもいい場面で、じーんときます。阿知波さんの子守歌を歌う場面もいいな~
ジョンがドアを体当たりした後、「自分のことはいいから、ミランダを、ミランダを」って何度も言っているのを聴いて、ベイビーへの深い愛情を感じました。これが後の裁判所の場面につながるし、ジョンの過去にもつながっていて、本当に細かいところまでよくできた戯曲だと思います。
ジョンが病気の後、落ち込んで、モードが買ってきた夕食を食べないって駄々をこねたりするんだけど、モードが忍耐強く話していくうちに、なんとか元気になっていこうとする場面は、観る度に好きになっています。モードがベイビーをつれて先にスコットランドに帰らなくてよかった、よかった。

この二人とは対照的に、クリスティとグロリアは、だんだん心が離れていくのですが、本多劇場で観た時はクリスティはやさしすぎるし、グロリアはちょっと自分勝手だなぁ~って感じてしまったんだけど、今回印象が変わりました。クリスティはやさしいだけじゃなくて、しっかりしてるし、グロリアへの愛情の深さを感じました。二人はやっぱり愛し合ってるんだなぁ~っていうのも伝わってきます。
クリスティが病院に電話をかける場面も好きです。ジョンの体ももちろん心配なんだけど、自分もかなり精神的に参っていて、ジョンの声が聴きたかったんだろうな~って感じました。
グロリアは、成長できてないところをそのまんま隠さずに見せてくれる人。嘘がつけなくて、本音で生きてるって感じです。わがままなんだけど、とっても不思議な魅力があります。グロリアがこれからどういう風に変わっていくのかな?って気になってます。
一人何役もする粟野さんと加藤忍さんは、どの役も個性的で面白いんですが、忍さんの看護師さんがますますパワーアップしてる気がします。牧師さんのラストの言葉もじーんときました。

お芝居の装置変換は、とってもいい流れで、さすが!って思いました。「こういう風に変わっていくんだ・・・」って感心して、その変わり方が楽しい。おもちゃで遊んでる感じ。そして今回初めて気づいたんですが、夜に星が出てくる時、星の輝きが少しずつ大きくなっていって、きれいでした。劇中で流れる音楽も素敵です。特に好きなのが「ラブ・ミー・テンダー」。ロバート・バーンズの詩も良かったな~ 詩集は持っているので読みかえしてみようと思ってます。エルビスを聴きながら(笑)

ラストはみんな笑顔で、幸せな気持ちになれるお芝居。今も「Be My Baby」の曲が頭の中を流れています。
兵庫公演が終わってしまって寂しいですが、加藤さんたちは明日から長野県での公演が始まります。キャスト、スタッフのみなさんが元気で、無事に上演されていくことを祈っています。

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「Be My Baby いとしのベイビー」本多劇場公演感想 [公演感想]

Be My Baby 本多.jpg

加藤健一事務所vol.96
「Be My Baby~いとしのベイビ~」
作:ケン・ラドウィッグ
訳:小田島恒志 小田島則子
演出:鵜山仁
出演:加藤健一 阿知波悟美 加藤忍 粟野史浩 加藤義宗 高畑こと美
【あらすじ】
1963年イギリス。スコットランドのクリスティ(加藤義宗)の元へ、ロンドンから婚約者のグロリア(高畑こと美)がやって来た。この若い二人とは対照的に、クリスティの親代わりのジョン(加藤健一)とグロリアの叔母のモード(阿知波悟美)は犬猿の仲で、顔を合わせる度に衝突ばかり。ところがある日、子供ができない若い夫婦の代わりに、ジョンとモードが二人きりで遠くサンフランシスコまで生後2週間の養子を引き取りに行く事になってしまう―――。(加藤健一事務所HPより)

【感想】
「Be My Baby いとしのベイビー」を本多劇場で観てきました!めちゃ可笑しくて、よく笑い、そしてジーンとくるシーンもあって、すごく良かったです。そして自分でもびっくりするくらい、観た後に元気になってました。加藤健一事務所のお芝居、大好きです。
以下、ネタバレあります。

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